寒冷地長野の山間地小諸・軽井沢の自然農・夏の畑仕事8月

自然農8月作業 栽培方法

寒冷地長野の山間地(高原)小諸・軽井沢の自然農・夏の畑仕事8月は、前半はまだまだ残暑が厳しいですが、お盆明けからは涼しい日も出てきて秋を感じる日が多くなってきます。

農作業としては、8月にはいると秋冬野菜の準備に入ります。

あとはひたすら草整理ですね^^;

寒冷地長野の山間地小諸・軽井沢の自然農・夏の畑仕事8月(葉月)

自然農8月作業

信州の高原の8月は、立秋(8月7日頃)までは夏の土用なので畑の作業もひとまずおやすみです。

土用明け、つまり立秋から本格的な畑の作業に入っていきます。

8月の農事暦は、

  • 8月7日頃 立秋 この日から秋の始まり
  • 8月23日頃 処暑 暑気の終わり

自然農の8月の農作業は、植えている夏野菜達の草整理と秋冬野菜の種まきですね。

栽培している野菜の株元の草整理と足し草(草マルチ)をしっかりすることで無肥料でも野菜が元気に育つようになってきます。

草マルチの効果で畝の保湿と草の分解がゆっくりと行われて野菜の養分となっていきます。

自然農の8月の作業は、土作りのために草マルチをどれだけするかが翌年以降の野菜のデキを左右するといってもいいでしょう。

自然農を始めたばかりの畝はとにかく野菜に必要な栄養が足らないので草を積み上げて草マルチで貯蓄していくイメージで頑張りましょう!

秋冬野菜の種まき

立秋が過ぎてから、キャベツ、レタス(サニーレタス)、ほうれん草、大根、ネギ、秋じゃがいもなどの種まきをおこないます。

畑の面積的に限定されている家庭菜園の場合だとまだ夏野菜が残っているので秋冬野菜を植えるスペースの確保が難しいという場合もあるかもしれません。

そういう場合は、夏野菜の株の間に植えると良い秋冬野菜を選んで植えていきましょう。

ナスやトマトの株間に植えると良い秋冬野菜について紹介!

ナスの間には、ハクサイの苗(極早生から早生タイプ)を植えてみるといいでしょう。

草マルチをしっかりとしてあるナスの畝は、栄養がたっぷりと必要なハクサイでも育ちやすい環境です。

ハクサイ以外の結球野菜(キャベツ、レタス)でもOKです。

ハクサイやキャベツの虫除けに赤いサニーレタスなども一緒に植えると虫の被害を抑える効果が期待できますよ!

じゃがいもの収穫後には根深ネギを!

連作障害が出やすいために栽培スペースが限られるじゃがいもも根深ネギと交互にリレー栽培していくことで連作障害が出にくくなります。

じゃがいもを収穫した後の同じ場所に根深ネギをすぐに植えていってOKです。

ネギは、根から有機酸を出して有機物の分解を促進して自分の養分として取り込んでいます。その有機酸が連作障害の原因となる病原菌を殺菌してくれる効果もあることがわかっています。

ネギとじゃがいもを同じ畝でリレー栽培していくことで連作障害がおきない土になっていきます。

ネギとじゃがいもはセットで考えておいて作付け場所を固定しておくといいですね。

秋大根は秋蒔き品種(三浦・大蔵など)を選んで植えよう!

8月中旬頃には蒔きたい秋蒔き大根は、秋蒔きに適した品種を選んで蒔きましょう!

秋蒔き大根の品種は、代表的な品種は三浦、大蔵ですが信州の固定種で「ふじ宮重」があります。

火山灰土壌に適しているということで小諸・軽井沢エリアでも相性がよさそうです。

大根のコンパニオンプランツは、マリーゴールドやルッコラです。

アブラナ科の大根につきやすいモンシロチョウなどを忌避する効果が期待できます。

大根は土壌をあまり選ばない上に連作障害の心配もないので初心者でも作りやすい野菜です。

おわりに

高原信州の自然農8月の作業は、草整理(草マルチ)で畑の土作りがメインです。

美味しい夏野菜(トマト、きゅうり、ナスなど)を収穫しながら、残暑がきびしい日中の作業はできるだけさけて涼しい早朝に畑作業をするのがおすすめです。

夏バテしないようにうまく乗り切りましょう。

 

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