菊芋(キクイモ)は、鮮度が落ちやすい野菜なんですが、菊芋の健康成分イヌリンを減らさないためのおすすめの保存方法があります!
農家直伝の菊芋(キクイモ)のおすすめ保存方法や保存期間についてお伝えしていきますよ!
道の駅やスーパーで菊芋を見かけたときの美味しい菊芋の見分け方も伝授します。
早速いってみましょう!
菊芋(キクイモ)のおすすめ保存方法や保存期間は?
菊芋を買ったことがある人はわかると思いますが、じゃがいもやサツマイモと同じように常温で置いておくとすぐにしなびてしまいますよね^^;
菊芋は鮮度が落ちやすいので保存方法には注意が必要です!
「鮮度が落ちる=栄養価が下がる!」です(^^)
大事な健康成分・イヌリンも減少してしまいます(・_・;)
すぐに食べないときのおすすめの保存方法をいくつか紹介していきます!
保存しやすくて利用しやすいおすすめ順で紹介しますね。
おすすめ保存方法① スライスか小分けにして冷凍保存
菊芋は軽く水洗いして皮をむいて、スライスするか小分けにしてタッパか冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。
解凍して生食にはむかないですが、スープや煮物、炒めものなら解凍せずにそのまま使えて便利です!
おすすめ保存方法② スライスして乾燥保存
皮をむいて薄くスライスして水洗いしたものを2,3日天日干しして乾燥させる。
天日干しが面倒という場合は、オーブンで乾燥もできます。
オーブン乾燥の場合は、天板にスライスした菊芋を並べて予熱なしで100℃で約70分~90分ぐらいでカラカラになります。
加熱時間は、スライスの厚さやオーブンによって変わるので様子を見ながら調整してください。
乾燥した菊芋スライスは、チャック付きの保存袋などに入れて冷暗所で保存します。
基本的には、干し椎茸や昆布などの乾物と同じように保存すればOKです。
もし冷蔵庫の野菜室のスペースがあれば保存場所としておすすめです。
1年以上は保存可能です。
乾燥させた菊芋の食べ方は?
乾燥させた菊芋の食べ方は、水で戻してから煮物やスープにするか、煮出して菊芋茶にするのもおすすめです。
あるいは、ミルがあれば粉末にしてごはんやスープに混ぜたりするのもいいですね!
イヌリンは水溶性で水に溶け出しやすいのでスープやお茶にするのもおすすめです。
おすすめ保存方法③ 土に埋めて保存
この方法は、畑がある人向けですが土に埋めて保存しておくと鮮度が落ちずに長期保存が可能です。
菊芋の収穫期の秋から翌年の春先まで3~4ヶ月の保存が可能です。
春になると芽が出てくるのでその前までに食べるようにしましょう。
菊芋の栽培をする場合は、そのまま種イモとして利用できますよ!
寒冷地で土がある程度の深さまで凍ってしまうところでは、凍らないところまで掘ってから埋めましょう。
ナチュベジガーデンのある長野県小諸では、真冬は地表から50~60cmぐらいまでの深さまで土が凍ってしまうので
大きめの野菜保存用の発泡スチロールの箱に籾殻を詰めて、そこにキクイモなどのイモ類を入れて倉庫で保存しています。
美味しい菊芋(キクイモ)の見分け方を紹介!
菊芋の旬は、晩秋~冬です。
先にも紹介しましたが、菊芋は鮮度が落ちやすいので直売所や道の駅などで土付きのものがあれば買いですね(^^)
ただ最近は、土付きはあまり好まれないのか綺麗に洗われて袋に入って売られるケースがほとんどです。
そんな場合でも、
見た目がゴロッと大きくて、手に持ったときにずっしりと重いものが美味しい菊芋です。
あと皮がしなびていないものです。
鮮度のいいものは、表面にハリがあってしっかりしています。
鮮度の落ちたものは、手で持ったときに表面が柔らかくなっていたりします。
見分け方のポイントをまとめると、
- 見た目にハリがあって、ずっしりと重いものが美味しい菊芋です!
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