菊芋の栄養成分や健康効果を紹介!腸活や糖尿病の予防にもおすすめ!

菊芋(キクイモ) 未分類

近年、菊芋(キクイモ)の健康効果が注目されていますね。

中でも便秘改善や糖尿病の改善や予防にも注目されている食材です。

菊芋の栄養成分の何が注目されているのか?

菊芋を食べることでどのような健康効果が期待できるのか?

どんな食べ方がいいのか?

菊芋のいろいろ気になることを紹介していきます!

早速いってみましょう!

菊芋の栄養成分とは?健康効果が高い成分とは?

菊芋

菊芋(キクイモ)

菊芋の栄養成分は、食品成分表(日本食品標準成分表2020年版(八訂))をみると掲載されています。

主な栄養成分を抜粋して紹介します。※可食部100gあたりの数値

成分名 単位
エネルギー 66 kcal
タンパク質 1.9 g
脂質 0.4 g
炭水化物 14.7 g
ナトリウム 1 mg
カリウム 610 mg
カルシウム 14 mg
マグネシウム 16 mg
リン 66 mg
ビタミンC 10 mg
食物繊維(水溶性) 0.5 g
食物繊維(不溶性) 1.4 g

菊芋の特徴的な栄養成分をマーカーでチェックしてみました!

菊芋はイモと呼ばれていますが、デンプンをほとんど含んでいません!

いわゆる低糖質な食材です。

サツマイモ(140kcal)と比べてると半分以下のエネルギーです。

また、塩分の吸収を抑えて排泄を促す働きのあるカリウムもサツマイモ(380mg)と比較すると約2倍近く含まれています。

不溶性の食物繊維も多く含まれるのも腸内環境を改善する成分なのでいいですね!

あと忘れてはいけないのが、イヌリン(水溶性の多糖類)です。

イヌリンは、炭水化物の一種でデンプンと同じ糖質なんです。

ただしデンプンとの違いは、難消化性多糖類といって人間の消化酵素では消化・分解されずにそのまま小腸や大腸に届いて腸管を掃除しながら便と一緒に排出されます。しかもイヌリンは、腸内の善玉菌の餌にもなるというから一石二鳥の成分です。

[balloon_right img=”https://natuvegegarden.primelifenet.com/wp-content/uploads/2021/06/face_20210615_205509.png” caption=”Nori(ノリ)”]イヌリン!最高じゃないですか!便秘改善にも効きそう[/balloon_right]

食品成分表には、イヌリンの含有量は記載されていませんが、西九州大学で分析した結果が発表されています。

菊芋のイヌリンの含有量について!【研究発表】

キクイモ中のイヌリンは、35~50 g/100g乾燥物(8~17 g/100g生)で、実と皮にあまり違いはみられなかった。赤色と白色の品種の違いについても有意差はみられなかった。しかし、同じ場所で10月と12月のキクイモと比較すると12月に採取した方が少なかった。土の中で貯蔵中にイヌリンから単糖や少糖へ分解が起こっていることも考えられる

引用:一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集第68回大会(2016) 抄録

菊芋のイヌリンの含有量は、生(100g)で8~17gという分析結果が発表されています。

数値的には、2倍程度の開きがあるので個体差と収穫時期(10月と12月)で差があるということです。

菊芋のイヌリンが多く含まれるのは、10月に収穫したものです。

菊芋のイヌリンの効果を最大限に期待するなら秋に収穫したものを食べるほうが良いということになりますね(^^)

[balloon_left img=”https://natuvegegarden.primelifenet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-06-16_143654.jpg” caption=”自然農博士”]でもまあ冬に収穫したもので野菜の中ではイヌリンの含有量はトップクラスじゃからあまり神経質ならなくても良いとおもうぞ!旬を意識しながら食事習慣の中にうまく継続的にとりいれていくことのほうが大切じゃ![/balloon_left]

菊芋に次いでイヌリンを多く含む野菜(トップ5)は何?

野菜の中で菊芋がイヌリンの含有量ではトップですが、次いで多い野菜を紹介します。

  • 2位 にんにく 12.5g
  • 3位 ゴボウ 5.4g
  • 4位 玉ねぎ 4.3g
  • 5位 アスパラガス 2.5g

[balloon_right img=”https://natuvegegarden.primelifenet.com/wp-content/uploads/2021/06/face_20210615_205509.png” caption=”Nori(ノリ)”]にんにくが多いというのは、意外!^^;[/balloon_right]

にんにくは他の栄養成分でも最高ランク食材ですから積極的に摂りたい野菜ですね。

[balloon_left img=”https://natuvegegarden.primelifenet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-06-16_143654.jpg” caption=”自然農博士”]自然農でもにんにく栽培はおすすめじゃよ![/balloon_left]

イヌリンの健康効果をもう少し詳しく紹介!

イヌリンは、胃でも消化・分解されないことは先程紹介しましたが、イヌリンは腸内で水分を含むとゼリー状になる性質があって腸内の余分な糖質などを絡め取りながら腸内を移動するので糖質の吸収を抑えて食後の急激な血糖値の上昇をやわらげてくれます。

[balloon_left img=”https://natuvegegarden.primelifenet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-06-16_143654.jpg” caption=”自然農博士”]イヌリンのこの特質が「天然のインスリン」ともいわれるゆえんじゃな![/balloon_left]

さらに、ゼリー状になったイヌリンは腸内を掃除しながら善玉菌の餌にもなって腸内細菌のバランスを調整してくれます。

また、イヌリンを多く含む便は動きがよくなり腸を刺激してぜん動運動が活発になり排便を促してくれます。

結果的に便秘が改善され大腸ガンの予防につながると期待されています。

[balloon_right img=”https://natuvegegarden.primelifenet.com/wp-content/uploads/2021/06/face_20210615_205509.png” caption=”Nori(ノリ)”]イヌリンパワーがすごいですね![/balloon_right]

[balloon_left img=”https://natuvegegarden.primelifenet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-06-16_143654.jpg” caption=”自然農博士”]健康に良いからと菊芋を一気に食べ過ぎるとお腹がゆるくなるので食べすぎには注意じゃよ![/balloon_left]

なんでもバランスが大事ですね(^^)

キクイモの食べ方やキクイモを効果的食べることができる菊芋パウダーなどについてはこちら↓ ↓ ↓の記事が参考になるので気になる方はどうぞ!

菊芋の方法方法などについては、こちら↓ ↓ ↓の記事をどうぞ!

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