じゃがいもを収穫すると、大きく育った立派な芋に混じって、コロコロとした小さなじゃがいもも結構出てきます。
NatuVegeGardenでも8月9日にじゃがいもを収穫しました。

土の中から次々とじゃがいもを掘り出していく作業は、何度やっても宝探しのようで楽しいものです。
ところが、収穫したじゃがいもを選別していると、
「この小さいじゃがいも、どうやって食べよう?」

という問題も出てきます。
でも、小さなじゃがいもは決して「ハズレ」ではありません。
むしろ皮をむかずに丸ごと調理できるので、大きなじゃがいもより手軽に使えることもあります。
今回は、畑や家庭菜園で採れた小さなじゃがいもを手軽においしく食べるレシピを3つ紹介します。
小さいじゃがいもは皮ごと調理すると簡単
小さなじゃがいもを料理するとき、一番大変なのが皮むきです。
一つひとつ皮をむいていたら、それだけでかなり時間がかかります。
そこでおすすめなのが、よく洗って皮ごと調理すること。
収穫したてのじゃがいもは比較的皮が薄いので、表面についた土をたわしなどでやさしく洗い落とせば、そのまま料理に使えます。
同じくらいの大きさのものを選んで調理すると、火の通りもそろいやすくなります。
緑色になったじゃがいもや芽には注意
ただし、皮ごと食べる場合には注意したいこともあります。
じゃがいもの芽や、光に当たって緑色になった部分には、ソラニンやチャコニンなどの天然毒素が多く含まれることがあります。
特に、
- 緑色になっているもの
- 芽がたくさん出ているもの
- 傷んでいるもの
- 食べたときに強い苦味や違和感があるもの
は無理に食べないようにします。
小さいじゃがいもを活用するといっても、「もったいないから何でも食べる」のではなく、安全に食べられるものを無駄なくいただくことが大切です。
小じゃがのお手軽活用レシピ3選
① 定番!小じゃがの甘辛煮

まず作りやすいのが、小さなじゃがいもを丸ごと使った甘辛煮です。
皮付きの小じゃがに甘辛い煮汁が絡んで、ご飯のおかずにもよく合います。
材料(2〜3人分)
- 小じゃがいも……300〜400g
- 醤油……大さじ2
- みりん……大さじ2
- 砂糖……大さじ1
- 水……150〜200ml
- 油……少々
作り方
- 小じゃがいもをよく洗います。
- 鍋に少量の油を入れ、小じゃがを軽く炒めます。
- 水、醤油、みりん、砂糖を加えます。
- 落とし蓋をして、弱〜中火でじっくり煮ます。
- 竹串がスッと入るくらいまで火が通ったら、落とし蓋を外して煮汁を絡めます。
- 煮汁に少しとろみが出て、じゃがいもの表面につやが出たら完成です。
皮付きのまま煮ることで煮崩れしにくく、外側には甘辛い味がしっかり絡みます。
少し濃いめに仕上げれば、お弁当のおかずにもおすすめです。
② フライパンで簡単!小じゃがの味噌バター焼き

二つ目は、味噌とバターの香りを楽しむ小じゃが料理です。
あらかじめじゃがいもに火を通しておけば、あとはフライパンで表面をこんがり焼くだけ。
材料(2〜3人分)
- 小じゃがいも……300g
- バター……10g
- 味噌……大さじ1
- みりん……大さじ1
- 水……少々
作り方
- 小じゃがいもをよく洗います。
- 鍋でゆでるか電子レンジを使い、竹串が通る程度まで加熱します。
- 味噌とみりんを混ぜておきます。
- フライパンにバターを入れ、小じゃがを転がしながら焼きます。
- 表面にこんがりと焼き色がついたら、味噌とみりんを加えます。
- 弱火で全体にタレを絡めれば完成です。
ポイントは、味噌を入れる前にじゃがいもの表面をしっかり焼くこと。
香ばしく焼けた皮とホクホクした中身に、味噌とバターのコクがよく合います。
お好みで刻みネギや黒こしょうを加えてもおいしくいただけます。
③ シンプルがおいしい!皮ごとカリカリ小じゃがフライ

三つ目は、小さなじゃがいもだからこそ作りやすい丸ごとフライです。
味付けは塩だけでも十分。
じゃがいもそのもののおいしさを楽しめます。
材料
- 小じゃがいも……好きなだけ
- 揚げ油……適量
- 塩……適量
お好みで、
- 青のり
- カレー粉
- 粉チーズ
- 黒こしょう
などを加えても楽しめます。
作り方
- 小じゃがいもをよく洗います。
- 水分をしっかり拭き取ります。
- 中まで火が通るよう、低めの温度の油でじっくり揚げます。
- 竹串が通るようになったら、最後に少し温度を上げて表面をカリッと仕上げます。
- 油を切り、熱いうちに塩を振れば完成です。
外側はカリッ、中はホクホク。
シンプルな料理だからこそ、採れたてのじゃがいもの風味を楽しめます。
油をたくさん使いたくない場合は、小じゃがに少量の油を絡めてオーブンやトースターでじっくり焼く方法でもOKです。
小さなじゃがいもも畑からの立派な恵み
スーパーでは、ある程度大きさや形のそろった綺麗なじゃがいもが並んでいます。
でも実際に自分で育てて収穫してみると、大きなものもあれば小さなもの虫に食べられたものもあり、形もさまざまです。
それが畑で育つ野菜の自然な姿でもあります。
小さいから、虫食いだからと捨ててしまうのではなく、
「この大きさなら、どう食べたら一番おいしいだろう?」
と考えてみる。
皮をむくには少し面倒な小じゃがも、見方を変えれば「皮ごと丸ごと料理できる便利なじゃがいも」になります。
虫にかじられたものは、そこだけカットしてしまえばOK。
畑で育ったものを、できるだけ無駄なく、おいしくいただく。
そんなところまで含めて、家庭菜園や自然農の楽しみなのかもしれません。
今年じゃがいもを育てて、小さな芋がたくさん採れたという方は、ぜひ甘辛煮、味噌バター焼き、丸ごとフライを試してみてください。

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