軽井沢ってやっぱり涼しいですね~(^^)
とくに朝晩の涼しさは、快適そのものです。
さすが日本でも有数の避暑地の一つだと実感しています。
さて、前回の会員活動レポートから二ヶ月ほどたってしまいましたが、8月にはいり種から育てている固定種のミニトマトがようやく成長モードに入ってきてぐっと大きくなってきました。
そこでミニトマトの間引きと誘引作業を会員様の菜園で行いましたのでレポートしていきます。
ミニトマトの生育状況と間引き・誘引作業(8月)
会員様の菜園の固定種のミニトマトの生育状況です。
おそらく一般地で苗から育てている家庭菜園の方がみると、
「え!?まだこれくらいしか成長してないの!」という声が聞こえてきそうです^^;
自然農の1年目で全く草も生えていなかったところに新しい土を用意してからの土づくりスタートでは、野菜の生育スピードがめちゃくちゃ遅いです^^;
土がまだ野菜の栽培に適した状態になっていないので、我慢の1年目です。
肥料もあげずに種から育てて、それでもなんとかここまで大きくなってくれているので植物ってすごいなあと感心します。
種は、一箇所4粒ずつまいていますが、よく育ったところで2本順調に育って、ほかのところは間引くこともなく自然と1本だけが残っている状態です。
上の画像は、自然と1本だけ生き残ったミニトマトです。
5月に種まきをして3ヶ月でようやく背丈が20cm超えという感じです^^;
かなりのゆっくりな成長ですね~
それでも病気や虫の被害もなく葉っぱの色もとても健康に育っています。
ミニトマトの間引き作業と支柱への誘引
2本順調に育ってきたところを成長を比較してよく伸びている方を残して、もう1本は間引く作業をおこないました。
会員様の意向で間引いたトマトもなんとか活かせないかということで、畝の空きスペースに移植することにしました。
うまく根付くかどうかわかりませんが、なんとか成長してくれた苗の可能性を信じて移植してみました。
うまく根付いてくれたら報告したいと思います。
間引き作業に続いて、20cmを越えてきたので支柱への誘引作業をおこないました。
ミニトマトの誘引作業は、やりかただけわかればとても簡単です。
麻ひも(長さ15~20cm)を数本用意して、トマトの茎を支柱に誘引します。
今回は、まだ背丈が20cmほどですから地際から高さ10cmぐらいのところで支柱に誘引しておくだけでOKです。
誘引の仕方は、用意した麻ひもを長さが均等になるように茎に回して、8の字をつくるように紐を2回~3回ほど交差させてねじりを作ります。
仕上がりは、上の画像のような縛り方になります。
ねじりの回数は、支柱の茎との距離や茎の太さで適宜調節すればよいと思います。
だいたい2~3回ねじっておけばOKです。
支柱への結びかたは、いわゆるちょうちょ結びなどで構いません。
トマトの成長に合わせて、誘引を解いたりすることがあるので簡単に解ける結びかたにしておくと作業性が良いです。
最悪、固結になってしまっても再度誘引する場合は、ハサミで切ってしまえばいいのでそれほど神経質になる必要はありません(^^)
菜園のほかの野菜達(大豆や二十日大根)の成長の様子
固定種のあけぼの大豆は、ここにきて成長があまりよくない状況です。
葉っぱの数も少なく、葉の色が黄色味がかっていて生育障害がでています。
7月下旬に種をまいてもらった二十日大根も芽がでたものの、そこからの成長に伸びがない状況です。
うーん、地力がまったくない1年目の状況は、こんな感じかもしれません。
7月から畝には足し草をしっかりとしてもらって草マルチもよくできているので、これらが分解されて養分になっていくにはもう少し時間がかかりそうです。
ただこういった草マルチの下には、小動物や微生物がたくさんいるようになってきているので、かれらがゆっくりと土を豊かにしてくれているのは実感できてきています。
1年目は焦らず土づくりに専念すれば来年以降だんだんと地力が上がっていくので、じっくりと変化を観察しながら取り組むのがいいですね。
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