ラディッシュ(はつか大根)の育て方(種まき・間引き・収穫)【自然農】

栽培方法

自然農でおすすめの育てやすい野菜の一つがラディッシュ(はつか大根)です。

綺麗な赤色で生野菜サラダの彩りにもとても使い安い野菜です。

スライスして浅漬でも美味しいですよね。

今回は、ラディッシュの育て方(種まき、間引き、収穫)について紹介していきます。

ラディッシュ(はつか大根)の種まきの方法

ラディッシュの種まき時期は、3月~6月ごろです。

ラディッシュは、春・秋野菜ですから暑い夏の時期は栽培が難しいです。

ナチュベジガーデンがある信州小諸は、寒冷地なのでいつも5月の連休中頃から7月はじめぐらいまでの間で種まきをしています。

種まきから収穫までがはつか大根というぐらいなので20日前後ですから畑の空きスペースに時期をずらしながら種まきをしておけばリレーで収穫できて長く楽しめますよ(^^)

プランターでも栽培しやすいので室内で温度管理できればほぼ1年中栽培できる野菜ですね。

我が家の食卓には、5月後半から7月頃は毎日食卓にラディシュが登場します(^^)

さて、ラディシュの種まきの方法は、すじまきです。

自然農の耕さない畝では、種をまく蒔きずじ(5~10cmほど)だけ草をよけて、鋸鎌で畝の表面を浅くほぐしていきます。

表面の土が乾燥していれば、事前にジョウロで水をまいて湿らせておきましょう。

天気予報を見ながら雨が降る前日であれば水まきは不要です。

まきすじに宿根草の根っこなどがあれば都度取り除いていきます。

種は、1~2cm間隔でパラパラと降ろしていきます。

次に親指と人差し指で両側の土をつまみながら土をかけます。

最後は、指先で軽く土を押さえて転圧して、細い葉っぱのイネ科の草を薄くまきすじに平行になるようにかけて種まき完了です。

草をかけすぎないように注意しましょう。草の間から光が土に届く程度がベストです。

気温や湿度の条件がよければ3~4日で芽がでてきますよ!

種は、できるだけ農薬が使用されていない有機種子を使うといいです。

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ラディシュの芽が出た後の管理間引きの時期ややり方を紹介

種まきしてから3日後からはよく観察をして芽吹きを確認しましょう。

芽吹いてきたらかけていた草が邪魔になっていないかをみて、草が厚くかかっているところは少し草をよけておきます。

草が厚くかかっていると芽が徒長してしまって根張りが悪い苗になってしまいます。

ラディシュの発芽 徒長してしまった例

初めに草をかけすぎるとこのように芽が徒長してしまうので注意が必要です。

種まき後にかける草は、イネ科の細い草を薄くまばらにかけておくのが良いです。

ラディシュの芽吹き

ラディシュの間引きは、だいたい2回ぐらいおこないます。

1回目は、発芽してから双葉が成長して混み合ってきたらおこないます。

先端が細いハサミで根本から切る方法が良いです。無理に引き抜くと残しておきたい苗のほうも痛めてしまうので注意が必要です。

このような先端が尖ったハサミが便利です。
成長が悪い苗や混み合っているところを間引いていきます。葉っぱが触れ合わないぐらいになればOKですよ。

2回目は、本葉が出たあとぐらいからで株同士の葉っぱが蜜になってきたら成長の良いものを残しながら、株間5cm~10cmぐらいになるように間引いていきます。

ラディシュ 間引きタイミング

上の画像では、中央の苗を間引く感じです。

3回目は、間引きと収穫も楽しめる時期になってきます(^^)

ラディシュの間引きと収穫も楽しめる時期

上の画像の時期になると株の膨らみが出てきて、まだ小さめですが株も味わえるようになってきます。

混み合っているところを間引きなら収穫も楽しい時期です。

間引きしたものは、スライスしてサラダやお味噌汁などにいれても美味しいです。

ラディシュは収穫時期も大事!

収穫のタイミングが遅くなってしまったラディシュ

ラディシュは、収穫が遅くなってしまうと株が上の画像のように裂けてしまうことが多くなるので注意しましょう!

まあ、裂けても問題なく食べられるので安心してくださいね~(^^)

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