ネギ(下仁田ねぎ)の自家採種(種採り)の方法を紹介!【自然農のススメ】

自家採種

自然農ではおすすめの栽培野菜の一つネギについてその種の採り方(自家採種の方法)について紹介していきます。

ネギの自家採種はとても簡単なのでぜひ挑戦してもらえればと思います。

今回は、1本ネギの品種・下仁田ネギを例にして紹介していきます。

早速いってみましょう!

下仁田ネギの自家採種(種採り)の方法を紹介!

下仁田ねぎの畝

自然農の畑では、よくネギをコンパニオンプランツとして畝に植えていることが多いですね。

ナチュベジガーデンでもネギは大活躍中です。

ネギは苗から定植して、冬を越して春になると花を咲かせます。その花はネギ坊主(ねぎぼうず)と呼んだりするので聞いたことがあるかもしれません。

ネギ坊主

[balloon_right img=”https://natuvegegarden.primelifenet.com/wp-content/uploads/2021/06/face_20210615_205509.png” caption=”Nori(ノリ)”]ねぎ坊主なんだかかわいいですね(^^)[/balloon_right]

上の画像は、ちょうどネギ坊主が膨らみはじめて中から花の蕾が出ようとしているところです。

時期的には、ネギの個体差もありますが小諸では4月~5月頃に見られる光景です。

このネギ坊主が花を咲かせていくとこうなります。

ネギ坊主の花が満開

花粉を飛ばすための雄しべがネギ坊主のてっぺんから伸びだしてきます。

この次の状態が雌しべが受粉して種の部分(胚珠)が膨らんできます。

雄しべが枯れて胚珠の膨らみが出てきます。

更に胚珠が熟成して種ができてくると中から黒い種粒がみえるようになります。

ネギ坊主が枯れて黒い種粒が見えるようになる

この段階まできてようやく種採りの準備が整った状態です。

この黒い種粒が目で確認できるようになったらネギ坊主の少し下の軸から刈り取り深めの容器に逆さにして振ると黒い種がポロポロと落ちてきます。

ネギ坊主の種採り

上の画像のような深めの容器(1リットル以上のペットボトルをカットしたものもおすすめ)に入れて振ると種が落ちてきます。

ネギの種採り

この時点では、ネギ坊主の頂部付近の種が落ちてきますが側面の下の方はまだ乾燥しきっていないので続けて雨にぬれないように乾燥させていきます。

1週間もすればほとんどのネギ坊主の種が採れます(^^)

一つのネギ坊主から100個以上の種が採れるのでネギは種が採り放題です。

家庭菜園なら大きな勢いのあるネギ坊主を一つか二つ選別して種採り用に残しておけば翌年のネギ栽培には余るほどの種が採れますよ♫

一本ネギの種採りは、簡単なのでぜひチャレンジしてみてください。

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