寒冷地長野の山間地小諸・軽井沢の自然農・春の畑仕事3月~4月

栽培方法

長野は南北に広がる県で起伏も大きいので地域ごとに自然環境は大きく違います。

管理人が住んでいる小諸市は、標高も700m近くあり長野県の東(東信地域)のやや北よりのエリアです。

浅間山の山麓地帯です。

冬は寒く、雪は少ない反面よく乾燥します。土も浅間山の火山灰や軽石がゴロゴロしている地域で水はけは良い土地です。

ここでは、信州の東信地域・小諸で実践している自然農の経験に基づいて季節ごとの畑仕事について紹介していきます。

まずは春の3月~4月の畑仕事からいってみましょう!

自然農・春の畑仕事3月~4月

3月、4月はまだまだ寒い時期です。

薪ストーブは朝晩かかせない季節です。

ただ春の気配は随分と感じる季節なので畑に出るのが待ち遠しい時期です。

3月中旬ぐらいまでは、今シーズンの畑の作付け計画をお家の中でじっくりと作ります。

今年は、どんな野菜を育てようとか、どの場所にどの野菜を植えるのがいいのかなど昨年の作付けをノートを見ながら考えるのはなかなか楽しい時間です。

作付けする野菜が決まれば、種の準備です。

種取りをしてあるものはいいのですが、ないものはネット通販などで購入するようにします。

早目に注文しておかないと人気の種は売り切れることがありますので、注意しましょう。

近年は、毎年桜の開花が早まっているので、4月の畑作業も前倒しで行う必要があります。

2021年の小諸懐古園の桜の開花は、3月末ぐらいに開花がはじまり4月3日の頃にはほぼ八分咲きぐらいになっていました。

過去もっとも早い開花です。

軽井沢は、小諸よりもさらに200~300mほど標高が高いので約10日ほど遅れて開花します。

軽井沢駅前にある軽井沢プリンスの桜が有名ですが、そこの桜の見頃は、4月下旬~ゴールデンウィークです。

ただ2021年は、4月中旬から見頃になりそうですね。

4月の畑仕事は、ジャガイモの植え付けや夏野菜の種まきです。

月の動きを見ながら新月に種を土におろすとよく育ちます。

2021年4月の新月は、4月12日(月)です。

ただまだまだ朝晩の冷え込みがあり、霜も降りるので芽が出てからの管理に注意が必要です。

天気予報を見ながら急な冷え込みがありそうな場合は、寒冷紗や新聞紙でマルチをして霜に備えましょう。

 

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