長野県小諸市の周辺は、水が良いのか酒蔵や味噌、醤油の醸造所lが20件以上もあります。
昔から国菌であるこうじ菌とは縁が深い地域です。
そういう菌活にはとても良い環境なので、冬場の農閑期は自宅でも菌活に取り組んでいます😄
今回は、地元の酒蔵さんのお酒の絞り粕・板粕を使って、酒粕酵母をづくりに挑戦してみました!
最終的には、育てた酒粕酵母でパンを作ってみたいと計画中です~♫
酒粕酵母の作り方(育て方)を紹介!
用意するものは、蓋付きの1000ml程度のビンかポリ容器と材料です。
酒粕酵母の材料について
用意する材料は、3つだけです。
- 酒粕 約60g 板粕でも液状のものでもOK
- 小麦粉 約60g お気に入りの国産小麦粉がおすすめ
- 水 約120g 天然水か浄水器を通した水道水 ※塩素が含まれていないもの
一応目安の重さを記載していますが、かなりアバウトでOKです😄
作りたい酒粕酵母の量を目安に、材料比は、
酒粕1:小麦粉1:水2
という感じです。
酒粕酵母の作り方(仕込み)
酒粕酵母の仕込みも3ステップととても簡単です。
ステップ① 容器を計量器にのせて0g設定して酒粕を投入
ステップ② 酒粕の重量と同じ重量分の小麦粉を投入
今回は、信州産の小麦100%(地粉)を使用しました!
ステップ③ ①+②の重量分のお水を入れてよくかき混ぜる
水は、塩素がないものが良いので地元(小諸)の湧き水(弁天の清水)を使用!
もし、水道水で仕込む場合は浄水器を通して塩素が除去されたものか、汲み置きして塩素が飛んでしまったものを使ってくださいね。
塩素が含まれていると菌が増殖できないので失敗しやすいです。
板粕を使用した場合は、よくほぐして混ぜるようにしてください。
酒粕酵母の仕込みは、以上の3ステップで完了です。
もうめっちゃ簡単なのでぜひ酒粕酵母を育ててほしいです!
酒粕酵母の育成方法を紹介!
仕込んだ容器は、軽くフタをして室温で置いて置いておきます。
フタは、密閉しないでくださいね。
空気が通る状態を維持しておきましょう。
育成中の保管場所は、キッチンのいつも目が届くところに置いておくのが良いです。
毎日観察しながら1日1回は、清潔なスプーンなどでかき混ぜてください。
「その時に元気に育ってねー❤」と声をかけてあげるといいですね🥰
数日経つと細かな泡が出てきて、体積が増えてきますのでそこまでくれば完成です。
そのまま常温に置いておくとどんどん成長して、酵母の餌(小麦粉)の栄養分がなくなります。
完成したら冷蔵庫で保存しながら、パン種として使っていきましょう。
使ったら小麦粉と適宜水分を足していってください。
使いながら継ぎ足ししていくと何年でも使えます。
おわりに
酒粕酵母づくりは、とても簡単なのでぜひ挑戦してみてほしいです。
酵母がポコポコと成長していく様子は、とても不思議ですし生き物を飼っている感覚になりますよ~♫
自分で育てた酒粕酵母を使って自家製パンをつくると、
これがまた酒粕の独特の風味があって美味しさがジワッときます!
この感覚もぜひ味わってほしいなあと思っています。
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