トマトの種とりの方法と保存期間

栽培方法

きゅうりの種とりに続いて、夏野菜の定番・トマトの種とりの方法とその保存期間について紹介していきます。

トマトの種とりの方法

トマトの種とりの方法は、大玉でもミニトマトでも基本的に同じです。

まずは、よく熟したトマトを収穫したら1週間ほど風通しの良い日陰で追熟させます。

完熟の目安は、手で触ってみて果肉が柔らかくなっていたらOKです。

追熟中に腐れなどがでたものは、捨ててくださいね。

完熟したトマトからの種だし方法

ヘタの部分を含めて数ミリ幅でカットします。

あまり厚くカットすると種を含んで切り落としてしまうので要注意です。

ミニトマトの場合は、そのまま果肉を潰して中の種を押し出すようにすれば簡単に種だしができます。

種だしができたらビニール袋にいれて2,3日発酵させます。発酵のさせ過ぎに注意です。

発酵させることで種の周りにあるゼリー状のものが綺麗にとれるようになります。

発酵させたあとは、ザルに入れて流水でよく洗います。

種を洗ったあとは、水をよく切ってキッチンペーパーなどにくるんでできるだけ水分をとります。

その後、新聞紙やキッチンペーパーを敷いたトレイなどの上に広げて陰干しします。

トマトの種は、結構小さいので塊になりやすので時々手でほぐすと早く乾燥させることができます。

トマトの種の保存方法と期間

よく乾燥させたトマトの種は、チャック付きのビニール袋や密閉できるガラスビンなどに入れて保存します。

湿気を防ぐためにシリカゲルなどの乾燥剤を一緒に入れると良いです。

種の保存は、直射日光や高温多湿の場所を避けて冷暗所に置いておきます。

種が少量の場合は、冷蔵庫の野菜室などもおすすめです。

トマトの種の保存期間は?

トマトの種の保存期間は、1~2年です。

保存状態や種の品種によっては、発芽率が低下することがあるのでできるだけ新しい種を使うのがおすすめです。

自然農におすすめの自家採種できる品種は

基本的には、固定種のトマトが自家採種にはおすすめです。

ミニトマトでは、ステラミニやブラジルミニという品種がおすすめです。

大玉トマトでは、自然農法センターの自生え大玉がおすすめです。

おわりに

トマトの種の自家採種も比較的簡単なのでぜひトライしてみてくださいね。

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